破壊王

いつものように昼過ぎに起き、
なんとなくTVをつけていたら
驚かざるを得ないニュースが流れていた。
「−橋本真也 死去−」
思わず僕は「えっ!?」と叫んでしまった。
40歳と言う若さである。
勝手な思い込みかもしれないが
橋本はまだ、戦いたかったに違いない。
とても悔しかったに違いない。
格闘家にとって試合でダウンして立てず、
終わる事は辛く悔しい事だと思うから。
無責任と言われてしまうかもしれないが
橋本にはまた立ち上がってほしかった。
かつて東京ドームのリングで小川直也
STOを何発くらっても、なお立ち上がっていった
あの時のように。